【Unity】MediaPipeUnityPluginを使って超簡単に指認識をM1 Macで試す
はじめに
今回は、Google製のML系ライブラリであるMediapipeのUnityプラグインを使って、指認識を試してみたいとおもいます。
Mediapipe
カメラからの入力画像をAI画像処理して、物体認識や指認識、顔認識ができる、Googleが提供するオープンソースライブラリです。
検証環境
- 機種: MacBook Air(m1)
- OS: MacOS Monterey(12.3.1)
- メモリ: 8GB
- Unity: 2021.3.4f1(SILICON)
- MediaPipeUnityPlugin: v0.10.1
MediaPipeUnityPluginの導入
Githubリポジトリのクローン
下のURLのMediaPipeUnityPluginのGithubリポジトリをクローンしてきまししょう。
https://github.com/homuler/MediaPipeUnityPlugin
一度Unityで開いてみる
クローンしたディレクトリをUnityで開いてみましょう。 僕は、ここでパッケージが足りてない系のエラーがめっちゃ出ました。
パッケージの追加
MediaPipe関係のパッケージはリポジトリに含まれていないので、自分で追加します。 これまでは、自分でパッケージをビルドする必要があったようなのですが、最近のMediaPipeUnityPluginのリリースにビルド済みのパッケージを含めていただいているようなので、ご好意に甘えてこちらを拝借します。
https://github.com/homuler/MediaPipeUnityPlugin/releases/tag/v0.10.1
最新のリリースからcom.github.homuler.mediapipe-0.10.1.tgz
をダウンロードしてきます。400MBくらいありました。
解凍するとpackage
ディレクトが展開されますので、その中身をコピーしてください。
Packages/com.github.homuler.mediapipe
内に貼り付けましょう。
指認識
Assets/MediaPipeUnity/Samples/Scenes/Hand Tracking/Hand Traking
を開いて実行してみましょう。
下の動画のように、指の上に認識された形状がオーバーレイされて表示されると思います。
フレームレートもぬるぬるですね。
おわりに
今回は、MediapipeUnityPluginをインストールして、指認識のサンプルを動かしてみました。 M1 Macでもすんなり動いてくれたので、安心しました。 めちゃめちゃ簡単なので、皆さんも試されてみてください。