M1 MacにlabelImgをインストールする方法
はじめに
この記事では、M1 MacにlabelImgをインストールする手順について説明します。 Yolo用の学習データを弄りたい案件があり、labelImgというアノテーションツールをインストールした時のことです。ちょこっとハマったので今後のために記録を残します。
labelImg
labelImgは、Yolo等の物体検出のための学習用データ作成を支援するアノテーションツールのひとつです。 Python環境があれば実行できるので、利用者のOS環境に影響されにくいというメリットがあります。
検証環境
- 機種: MacBook Air(m1)
- OS: MacOS Monterey(12.3.1)
- メモリ: 8GB
- Homebrew: 3.5.2
- Python: 3.9.13
- pyqt@5: 5.15.7
- labelImg: 1.8.6
Pythonのインストール
クリーンインストール直後だったので、まずPythonをインストールしました。
brew install python
pyqtのインストール
pyqtは、PythonでGUIアプリケーションを作成するときに使うライブラリです。 下のコマンドでインストールします。
brew install pyqt@5
ここで少しハマりました。最初はbrew install pyqt5
でインストールしていたのですが、うまくいかず、pyqt@5
に変更すると成功しました。
labelImgのインストール
ここまで来ればもう少しです。 pipでlablelImgをインストールします。
pip3 install labelImg
labelImgを起動してみる
下のコマンドで簡単に起動できます。
labelImg
おわりに
今回は、M1 MacでのlabelImgのインストール手順について説明しました。 labelImgの使用方法については割愛させていただきますが、他のブログ様などをご参照ください。 皆さまのお役に立てれば幸いです。